2025年 の投稿一覧

東北支部令和7年度学術講演会のご案内 期日:R7.5.25(日)

東北支部 令和7年度 学術講演会
テーマ 『臨床におけるAIの活用』

(公社)日本放射線技術学会 東北支部

 近年、医用画像診断における人工知能(AI)技術の進歩は目覚ましく、特に深層学習(Deep Learning)を活用した画像解析技術は、DR、CT、MRI、XA、USなど、さまざまな診療領域において急速に実用化が進んでいます。AIは疾患の早期発見や診断の補助、作業負担の軽減、診断精度の向上など、臨床現場に多くの恩恵をもたらす一方で、過信によるリスクや運用面・法的な課題、倫理的配慮の重要性も指摘されています。そこで今回の支部講演会は、「臨床におけるAIの活用」をテーマに医用画像領域におけるAIの最新技術とその臨床応用について、具体的な臨床例や研究成果を交えて紹介し、AIと医療のより良い未来を共に考える場とすることを目的に企画いたしました。
 講演Ⅰの令和6年度受賞者による講演では、ご自身の研究に対するアプローチや問題解決の方法、自己表現、研究への姿勢についてお話しいただきます。本講演が、参加される皆さまの仕事や研究へのモチベーション向上につながれば幸いです。
講演Ⅱは、東北支部における令和6年度学術助成の成果報告をいたします。
講演Ⅲは、近年におけるAI(Deep Learning)の医療画像への応用をテーマに、MRIおよびXA領域における最新のAI技術についてご講演頂きます。
 特別講演では、福島県立医科大学の高橋規之先生をお招きし、「医療画像とAI:現在、過去、これから」と題して、ご自身が長年にわたり携わってこられたAI技術の歴史と未来についてご講演いただきます。高橋先生は、AIを用いた医療画像解析分野において長年ご活躍されており、現在は教授として人材育成にも精力的に取り組まれています。今回は、その豊富なご経験と深い知見をもとに、診療放射線技師とAIのこれからについてお話しいただきます。
 放射線技術の最新情報や人材育成に関する貴重な知見を共有するこの機会に、ぜひ多くの皆様のご参加をお待ちしております。

日時:2025年 5 月 25 日(日)13:30〜16:20
開催形態:Hybrid(東北⼤学医学部 臨床講堂および Web 配信)
参加費:無料
参加資格:会員.非会員を問わない
参加申込:会員システム『RacNe』より 5 月 21日(水)17:00 まで

プログラム

開会の挨拶(13:30)             ⽀部⻑ 新潟大学医歯学総合病院 ⾦沢 勉
講演Ⅰ(13:35〜14:10)  座⻑  山形大学医学部附属病院  鈴⽊ 幸司 学術委員⻑

令和6年度受賞者講演
若⼿奨励賞
船島 健太朗(仙台赤十字病院)
Novel method for calculating the effective dose using size specific dose estimates conversion factors in abdomen pelvis computed tomography (RPT誌16.4)
角田 和也(福島県立医科大学附属病院)
Effect of shape of automatic dose rate control and wedge compensation filter on radiation dose in an angiography system with a flat-panel detector (RPT 誌16.4)

講演Ⅱ(14:10〜14:30)      座⻑ 東北大学 坂本 博 副⽀部⻑

令和6年度学術助成報告
田頭 豊 (東北大学病院)

講演Ⅲ(14:40〜15:20)                        座⻑ 秋田県立循環器・脳脊髄センター 加藤 守

近年におけるAI(Deep Learning)の医療画像への応用
   「MRIにおけるDeep Learning Reconstructionが魅せる世界」   
弘前大学医学部附属病院 大湯 和彦
   「血管撮影領域におけるAI技術の活用」 
秋田県立循環器・脳脊髄センター 佐々木 文昭

特別講演(15:30~16:20)    座⻑ 新潟大学医歯学総合病院 ⾦沢 勉 ⽀部⻑
『医療画像とAI:現在,過去,これから』
福島県立医科大学保健科学部診療放射線科学科 教授 高橋 規之先生

掲示用pdfはこちら

第53回 日本放射線技術学会秋季学術大会のご案内

第53回秋季学術大会 開催のご案内
テーマ:知空青 〜井の中の蛙大海を知らず,されど空の青さを知る〜

第53回秋季学術大会は、2025年10月17日(金)〜19日(日)札幌コンベンションセンターにて対面開催され、後日オンデマンド配信も予定されています。
本大会では、特別講演や多彩なハンズオン企画(エコー・冠動脈模型作成・医用モニタ管理など)を通じて、放射線技術の「現場」と「知」をつなぐ機会を提供します。

大会テーマ「知空青」には、狭い世界を突き詰めることで見えてくる深淵な知識、そして研究を通じた広い繋がりへの希望が込められています。

演題登録期間:2025年4月14日(月)~5月16日(金)
症例報告(倫理審査の有無は不問)も応募可能です。

詳細・最新情報はJSRT本部サイトをご覧ください:
https://www.jsrt.or.jp/gmeeting/shuki53/?p=141

 

第39回東北支部セミナー 『Wilhelm camp班企画 研究活動・論文作成支援事業 “論文の要旨(Abstract)の書き方を学ぼう”』期日:R7.8.21_9.18

第39回東北支部セミナー
『 Wilhelm camp班企画 研究活動・論文作成支援事業 “論文の要旨(Abstract)の書き方を学ぼう”』

東北支部

 Wilhelm camp班は初学者を主な対象とし、研究の始め方や取り組み方、スライド作成や論文執筆の方法など、研究遂行過程で生じる課題の相談や指導を行っています。昨年度は、学会発表に向けた研究発表スライドの作成に焦点を当てたセミナーや個別指導を実施しました。その継続事業として、今年度は学会発表した研究内容の論文投稿を目指し、“論文の要旨(Abstract)の書き方を学ぼう”をテーマに、講義と演習によるオンライン配信のセミナーを開催します。
 本セミナーは8-9月に2回開催します。演習に用いる和文論文(研究分野:CTとMRI)によって開催日を分け、講義を行う講師も各分野で活躍する方に依頼します。扱う論文が異なるのみで、講義や演習は同じ内容です。論文はセミナー当日に参加者に配布し、その場で演習に取り組んでいただきます。事前準備や予習は必要ありません。オンラインで演習を行う都合上、参加者は少人数としています。チューターとして、講師およびWilhelm camp班スタッフが参加しますので、分からないことがあれば、その場で直ぐに対応できる体制を整えております。
演習後には模範解答を示しつつ、Abstract作成のポイントを分かりやすく解説します。質疑応答の時間も設けていますので、日頃疑問や不安に感じていることがあれば、是非質問してみてください。
 Abstract作成の要領を掴めれば、学会発表の抄録作成時にも役立ちます。希望者には、論文作成支援を個別に行うことも可能です。この機会を是非利用して、今後の研究活動に生かしていただけると幸いです。

日時:①対象論文MRI:2025年8月21日(木曜日)18:00~19:30
   ②対象論文CT :2025年9月18日(木曜日)18:00~19:30
開催方法:Webセミナー(ライブ配信)
募集人数:各15名
参加費:会員 500円
参加資格:日本放射線技術学会東北支部の会員であること
申込期間:2025年7月1日(火)~2025年8月8日(金)18:00
申込方法:会員システム『RacNe(ラクネ)』にログインしてお申し込みください。
     会員のみ対象です。申し込み手続きをする前に、申込の手順https://www.jsrt.or.jp/data/seminar-entry/ をご一読ください。

※申し込み後、登録確認メールを受信できない場合は、お問い合わせください。
※申し込み締め切り後に受講の可否について連絡がない場合は、お問い合わせください。
※メールが届かない場合、迷惑メールフォルダに入っていないかご確認ください。
※「オンラインセミナー利用規約」(https://www.jsrt.or.jp/data/pdf/etc/kiyaku_seminar.pdf)を遵守してください。
※セミナー参加費についてキャンセル可能期間終了後は原則、返金できませんので、予めご了承ください。

プログラム
18:00~18:15 講義
「論文構成および要旨(Abstract)の書き方について」
①講師(MRI):東北大学病院 根本整
②講師(CT):山形大学医学部附属病院 保吉和貴

18:15~19:15 演習「Abstractを実際に書いてみよう」
チューター:講師1名,Wilhelm Camp班スタッフ

19:15~19:30 総合討論,質疑応答

問合先:東北大学病院 放射線部 髙根侑美
E-mail:wilhelm.tohoku<a>gmail.com
※<a>を@に変えてください。

掲示用pdfはこちら

東北支部雑誌 34号 掲載のお知らせ

東北支部会員限定コンテンツとなりますので、​

ログインをしたうえで下記のリンクをクリックしてご覧ください。

東北支部雑誌 第34号 2025年2月

 

また、会員限定公開から1年が経過した東北支部雑誌 33号を一般公開し、
一部コンテンツを東北支部雑誌プレミアム内に追加いたしました。

会員・非会員問わず、ぜひ多くの皆様にご覧いただきたく存じます。

 

東北支部雑誌 第34号 2025年2月

巻頭言
 東北支部 副支部長 坂本 博

令和6年度東北支部会務報告 令和6年度東北支部セミナー報告
 事務局

東北支部第62回学術大会(第14回東北放射線医療技術学術大会)報告
 実行委員長 加藤 守

令和6年度 表彰者
 若手奨励賞
  船島 健太朗(仙台赤十字病院)
  角田 和也(福島県立医科大学附属病院災害医療部)

 

東北支部学術講演会

Ⅱ.放射線技師として関わった他の組織での活躍(スキルの紹介)

座長集約
 坂本 博

マンモグラフィにおける人材育成(認定機構での活動経験から)
 千葉 陽子

治験と診療放射線技師との関わり
 大場 誠

Ⅲ.特別講演

座長集約
 金沢 勉

人材育成とシステム構築
 岩永 秀幸

 

TCRT2024

■特別講演

認知機能低下を早期に発見し、医療につなげるために
 大田 秀隆

■実行委員会企画① 認知症検査の役割と解釈 - 神経心理検査と放射線検査 –
座長集約 川又 渉 佐藤 郁

認知症の心理検査の基礎
 三浦 さおり

認知症診療におけるCTおよびMRI検査の役割
 大湯 和彦

SPECT検査による認知症の鑑別診断
 柴田 敏明

治療適応を判定するアミロイドPET検査の役割
 新田 和樹

■実行委員会企画② アンケート調査内容をふまえた診断参考レベル2025への期待と課題
座長集約 加藤 守 大村 知巳

マンモグラフィの診断参考レベル
 齋 政博

IVRの診断参考レベル
 加藤 守

診断透視の診断参考レベル
 新田見 耕太

■JSRT-JART合同企画 「放射線検査説明の新時代」検査説明の実際と取り組み
座長集約 江端 清和 荒木 隆博

YouTube動画を活用した検査説明運用の実際(CT・MR・一般)
 荒木 隆博

青森県立中央病院における検査説明運用の実際
 前田 紀子

■JSRT研究班企画 乳房班 マンモグラフィで使用するX線について知ろう!
座長集約 高橋 遥

マンモグラフィ装置について知ろう
 千葉 陽子

X線スペクトルについて知ろう
 今野 祐治

マンモグラフィ線質測定について知ろう
 伊藤 真理

■JSRT研究班企画 DR班 視覚評価の基礎
座長集約 下沢 恵太

視覚評価の基礎
 髙橋 俊吾

統計学的検定の概念と検定手法の選択
 佐藤 匠

■JSRT研究班企画 核医学班・治療班 放射線治療における基礎から最近の話題まで - RI内用療法と外部照射 –
座長集約 佐藤 郁 小原 秀樹

放射線治療班①_外部放射線治療の基礎と現状
 柳本 一貴

放射線治療班②_ホウ素中性子捕捉療法-がんを選択的に破壊する新たな放射線治療-
 小森 慎也

■JSRT研究班企画 血管IVR班 水晶体防護の新たな戦略
座長集約 佐藤 均 坂元 健太郎

水晶体防護の新たな戦略
 千田 浩一

■JSRT研究班企画 MRI班 アーチファクトから学ぶMR撮像技術
座長集約 大湯 和彦 伊藤 大輔

アーチファクトから学ぶMR撮像技術 -速度折り返しアーチファクト FLAIRにおけるCSF flow artifact-
 後藤 駿之介

アーチファクトから学ぶMR撮像技術-パラレルイメージングの展開エラー-
 台丸谷 卓眞

アーチファクトから学ぶMR撮像技術-ジッパーアーチファクト-
 齋藤 宏明

■JSRT研究班企画 CT班 中心静脈カテーテルでの造影CT検査・・・どうする?
座長集約 保吉 和貴 芳賀 喜裕

■JSRT研究班企画 Wilhelm camp班 研究を始めるためのセミナー:皆さんの疑問にお答えします!
座長集約 市川 翔太 船戸 陽平

■JART企画 画像支援 –放射線技師に求められている画像支援
座長集約 高橋 大樹 大村 知巳

頭部領域における画像支援
 佐藤 弘教

胸部領域における画像支援
 山本 隆史

腹部領域における画像支援
 深谷 理人

大血管領域における画像支援
 小野 勝範

■JART企画 STAT画像所見報告(運用) STAT画像所見報告の運用の実際
座長集約 続橋 順市 千葉 大志

STAT画像所見報告ガイドライン説明
 高橋 伸光

施設運用報告-竹田総合病院-
 栗田 準一郎

施設運用報告-岩手県立中央病院-
 小松原 隆行

■JART企画 教育 人材育成 -若手教育から管理職育成への橋渡し
座長集約 成田 将崇 鈴木 雅博

新人教育体制とその課題-プリセプティの立場から-
 加藤 萌香

新人教育体制とその課題-プリセプターを経験して-
 芳賀 仁美

異動のある病院「管理者育成という難題」
 菅原 正紀

■JART企画 タスクシフト/シェア タスクシフト/シェアにおける現状の共有
座長集約 石倉 牧人 佐々木 忠司

血管造影・IVRにおけるタスクシフトシェア
 佐々木 文昭

画像誘導放射線治療(IGRT)におけるタスクシフトシェア
 佐藤 裕幸

■JART企画 医療安全(MRI) 体内デバイス・インプラント保有患者におけるMRI検査を考える
座長集約 星 由紀子 佐藤 丈洋

条件付きMRI対応植込み型医療機器の種類と検査時の注意点(CIEDsのMRI検査に関する運用指針の改定点も含めて)
 樋口 裕平

岩手県立病院における条件付きMRI対応植込み型医療機器保有患者のMRI検査の現状と課題
 小瀬川 衣里

MRI検査時の安全管理-当院における体内金属等の確認と対策-
 工藤 紫織

■JART企画 災害対応 東北における災害とBCPについて考える
座長集約 及川 林 鈴木 準

水害(豪雨)に見舞われた施設の経験と対策の変化
 池田 英樹

令和元年東日本台風を経験して-対応と対策-
 佐久間 守雄

■研究発表

Dual Energy CTにおける患者ポジショニングの影響による画像ノイズについて:腹部ファントムによる評価
戸嶋 桂介

頭部CT撮影における寝台の厚みを考慮したAEC設定値の基礎的検討
松本 一則

3種類の位置決め画像におけるCT-AEC精度の比較検討
会田 健人

心房細動症例の冠動脈CTAにおける撮影プロトコル最適化の試み
上山 悠太

DWIの撮像方法の違いによる急性期脳梗塞の描出能の評価
佐々木 洋平

simultaneous multi-slice(SMS)併用thin slice T2WIにおけるleakage artifactの検討
船戸 陽平

MR Bone imageを用いた頸椎椎間孔描出法の評価
高橋 一広

肝多時相Dual energy CTの平衡相から得られる細胞外液腔分画による肝線維化の評価
佐々木 哲也

Radio frequency identification タグからスタートする正確な医療情報で繋ぐ正確な造影剤管理
今野 雅彦

ヨード密度と撮影線量の変化が測定精度に与える影響の基礎的検討
今野 拓哉

センチネルリンパ節シンチグラフィ検査における撮像開始時間の検討
森田 美香

上肢位置が骨SPECT/CTの定量値に与える影響
近野 昂史

骨シンチグラフィ解析ソフトウェアの教師データ更新が解析結果に与える影響
加藤 槙子

心筋血流シンチグラフィにおける体動補正および呼吸補正機能の効果検証
吉田 直人

診断透視における頭頚部用放射線防護具の有用性
佐藤 駿

パノラマX線撮影時の介助者に対する水晶体被ばく線量について
齊藤 公之

循環器血管撮影装置における透視プロトコルの検討
佐藤 均

血管撮影装置の装置線量表示値についての検討
菊池 拓矢

下肢DSAにおける低管電圧撮影の基礎的研究
葛西 健之

冠動脈造影検査における管電圧設定の違いによる被ばく線量と画質への影響
佐藤 智亮

ステントグラフト内挿術における放射線遮蔽シールドの使用による線量低減効果の検討
三浦 才登

プラスチックシンチレーションサーベイメータにおけるγ線の影響に関する基礎的検討
山本 啓介

小照射野における各種検出器のOutput Correction Factorの有用性の検討
戸嶋 卓也

プラスチックシンチレーション検出器の基礎的物理特性の検討
星 佑樹

放射線治療計画用CTに関する県内多施設調査
岩城 龍平

管電圧可変に対応した画像再構成技術におけるCT値-電子密度曲線の安定性評価
山田 光太

乳がん検診の読影媒体の違いによるがん発見率の変化
田中 由紀

デジタルマンモグラフィ装置におけるAECの特性
長岡 舞

単純X線撮影における生殖腺防護具使用廃止に向けた取り組み
本庄 真宙

肝動注リザーバー療法における術者被ばく低減の検討
佐々木 祐輔

新型半導体リアルタイム線量計を用いたIVR術者の被ばく状況の初期検討~シングルプレーンとバイプレーンの比較~
加藤 聖規

小児心臓領域の診断カテーテル検査およびIVRにおける体重別被ばく線量管理の検証
工藤 大和

着脱式装置寝台上および MRI対応ストレッチャー上での磁性体検出器使用に関する検討
黒滝 夢

異なる画像処理装置を用いた耳鼻科領域CTの体軸空間分解能の基礎的検討:ファントム実験
佐藤 日向

X線CT装置の被ばく線量を最適化する為の画質評価
佐々木 清光

CT Angiographyによる脳動脈瘤描出における形状再現性に対しCT値とFOVサイズが与える影響
中泉 航哉

頭部単純CTにおけるdeep learning画像再構成法を用いた線量低減の基礎的検討
奈良岡 辰則

冠動脈CTにおけるdeep learning reconstructionの強度の検討
髙橋 和也

災害種別装置点検項目作成に向けた取り組み
阿部 裕平

放射線教育を目的としたメタバースでの空間構築の試み
南部 武幸

経時変化による原子力発電所由来の放射性物質の核医学検査室内での集積に関する報告
樫村 康弘

被ばく線量管理システムの使用経験報告
細川 凌

報告書管理体制加算に対する報告書確認管理者の負担軽減と確認体制の構築
佐々木 正臣

報告書管理体制加算に対する自作確認システムの構築
本郷 悠知

半導体検出器搭載PET/CT装置による15O-gas PETで得られるrCBFの妥当性の検討:脳血流定量SPECTとの比較
猪又 嵩斗

アミロイドPETにおけるPSF補正を用いた短時間収集の検討
小南 衛

前立腺癌放射線治療に対する高リスク臓器位置変化への検討
林 伸也

前立腺がん放射線治療における動体追跡放射線治療システムによる 2個のfiducial markerを用いた3点位置照合の精度評価
松尾 実歩

頭頚部VMAT治療計画における照射野開口形状コントローラー機能の基礎的検討
柳本 一貴

持続グルコースモニタリングの放射線治療による影響について
庭山 洋

 

東北支部学術大会開催の歴史事務局

編集後記

第38回東北支部セミナー『心臓虚血のPhysiologyを理解する』期日R7.6.21

第38回東北支部セミナー

『心臓虚血のPhysiologyを理解する』

東北支部

 心臓虚血のPhysiologyは, 心臓の構造と機能, 循環器系のメカニズム, そして病態生理学の深い理解を必要とする複雑な分野です. 心臓虚血(心筋虚血)は, 心筋(心臓の筋肉)に十分な酸素や栄養が供給されなくなる状態で, 胸の痛みや圧迫感などの症状を引き起こします. その診断には血液検査による心筋マーカ, 心電図, 超音波検査, 冠動脈CT, 核医学検査, 心臓カテーテル検査が用いられています.
 本邦におけるPCIの85%は安定狭心症に対する待機的PCIと言われていますが, 2018年に安定狭心症に対する診療報酬改定が行われ, 以前は, 血管造影で75%の狭窄があればPCIの適応でしたが, 改定により適応となる狭窄度は90%に引き上げられました. また, 75%以上の狭窄病変に関しては, 明らかな胸痛を伴うか機能的虚血の証明が必要となりました. 今年度は心臓虚血のPhysiologyを理解し, 心筋虚血における評価法の理解を深めていただくセミナーとしました. 講師は各専門領域で造詣の深い方々にお願いしており, 内容の充実したセミナーとなっています.

日時:2025年6月21日(土曜日)10:00~12:00
会場:Hybrid(仙台厚生病院および Web 配信)
募集人数:120名(セミナー参加は先着順とさせていただきます. )
参加費:会員 500円 非会員 1,000円(RacNeでの決済となります)  
参加資格:不 問
申込期間:2025年5月17日(土曜日)~2025年6月15日(日曜日)24:00

申込方法:会員システム『Racine(ラクネ)』にログインしてお申し込みください.
 非会員の方もご利用いただけます.
 申し込み手続きをする前に申込の手順(https://www.jsrt.or.jp/data/seminar-entry/)を ご一読ください.
 ※お申し込み後,登録確認メールを受信できない場合は,お問い合わせください.
 ※申し込み締め切り後に受講の可否について連絡がない場合は,お問い合わせください.
 ※メールが届かない場合,迷惑メールフォルダに入っていないかご確認ください.
 ※「オンラインセミナー利用規約」(https://www.jsrt.or.jp/data/pdf/etc/kiyaku_seminar.pdf)を遵守してください.
 ※セミナー参加費については原則,返金できませんので,予めご了承ください.
 ※ E-mailアドレスは,必ず連絡可能で添付文書が受取れるアドレスを正確にご記入ください.
 ※ セミナー当日までの連絡は全てメールで行います.

プログラム    『心臓虚血のPhysiologyを理解する』

 受付開始 9:30(現地参加の会員は会員カードまたは学会アプリをご提示ください)
 10:00~10:05 開会あいさつ 血管・IVR班長 加藤守 (秋田県立循環器・脳脊髄センター)
 10:05~10:25 虚血Physiologyの概論:佐々木文昭 (秋田県立循環器・脳脊髄センター)
 10:25~10:45 冠動脈における微小循環障害(CFR):中田充 (東北大学病院)
  10分休憩
 10:55~11:15 Wire-FFR:岩城龍平 (岩手医科大学附属病院)
 11:15~11:35 FFR-Angio: 石橋徹 (土谷総合病院)
 11:35~11:55 FFR-CT:安野隼弥 (山形大学医学部附属病院)
 11:55~12:00 閉会の挨拶 中田充 (東北大学病院)

問合先:秋田県立循環器・脳脊髄センター  放射線科診療部  加藤 守
    E-mail : kato-mamoru<a>akita-noken.jp
    ※<a>を@に変えてください

掲示用pdfはこちら