東北支部 令和5年度 学術講演会のご案内 期日:R5.5.14

東北支部 令和5年度 学術講演会
テーマ 『線量管理・線量評価を考える』

(公社)日本放射線技術学会 東北支部

 現在,医療の場においても放射線量の適正な管理,記録,評価が求められており,関連する法令等も見直されています.今回の学術講演会では,線量の管理と評価を考えることを大きなテーマとしました.

 教育講演では,RI規制法施行規則が一部改正され令和5年10月1日に施行される測定の信頼性確保と予防規程の見直しなどその対応についてご説明いただきます.

 シンポジウムでは,診療用放射線に係る安全管理体制に関する規則等が施行され3年が経過した今,各モダリティにおける線量の最適化の現状と課題を技術的側面から考えます.

 また今回は,令和4年度学術奨励賞受賞者のうちお2人から研究活動から論文化までのご経験をお話しいただきます.これから論文投稿を検討されている会員への一助となれば幸いです.

 

 日時:2023年 5 月 14 日(日)13:30〜17:10
 開催形態:Hybrid(東北大学医学部 艮陵会館 記念ホールおよび Web 配信)
 参加費:無料
 参加資格:会員.非会員を問わない
 参加申込:会員システム『RacNe』より 5 月 10日(水)17:00 まで

 プログラム
  I. 受賞者講演(13:30〜14:10)     座長 金沢 勉 新潟大学医歯学総合病院
   令和4年度学術奨励賞受賞者
     ① 鈴木 陽 仙台赤十字病院
       対象論文「Radiation doses to the eye lenses of radiologic technologists
              who assist patients undergoing computed tomography」

     ② 石井 浩生 東北大学病院
       対象論文「Occupational eye dose correlation with neck dose and
              patient-related quantities in interventional cardiology procedures」

  II. 教育講演(14:20〜15:20)     座長 大坂 暁胤 新潟県立中央病院

   『RI規制法施行規則の一部改正への対応‐放射線治療あすなろ会がまとめた補助資料より‐』
                     金子 満 新潟市民病院
                          放射線治療あすなろ会 安全管理部会

  III. シンポジウム(15:30〜17:10)
                    座長 加藤 守  秋田県立循環器・脳脊髄センター
                       鈴木 幸司 山形大学医学部附属病院

   『医療放射線における最適化の現状と課題 ‐技術的側面から考える‐』
     ① 一般撮影  服部 雅之 山形大学医学部附属病院
     ② 乳房撮影  大沼 千津 山形大学医学部附属病院
     ③ 透視検査  森島 貴顕 東北医科薬科大学病院
     ④ 血管IVR 内沼 良人 福島県立医科大学附属病院
     ⑤ CT    大村 知己 秋田県立循環器・脳脊髄センター
     ⑥ 核医学   田頭 豊  東北大学病院
     ⑦ 放射線治療 佐藤 清和 東北大学病院
     ⑧ 医療情報  志村 浩孝 東北大学病院

  開催案内はこちら(.pdf)