班員紹介
班長 | 髙根 侑美 | 東北大学病院 |
班員 | 市川 翔太 | 新潟大学 |
千葉 大志 | 市立角館総合病院 | |
船戸 陽平 | 弘前大学医学部付属病院 |
活動内容
【目的】
初学者(※)を主な対象とし、東北支部で放射線技術学に関する研究を始めたい人のファーストステップ機関として、一連の研究遂行過程の指導や、研究活動が臨床業務や自身のキャリアアップに与える効果の共有を通じて、研究風土の醸成を支援する。
※初学者とは、「研究をどうやって進めていけば良いか分からない」「研究について相談できる身近な人がいない」などの方を想定。
【活動内容】
- 東北支部からの学会発表数および論文数を増加させる。
- 研究支援を受けた方が、獲得した研究スキルを周囲に波及させていく循環型の教育体制を構築する。
研究班実績
- 2023年10月「スライド作成支援:TCRT2023に向けてスライドをブラッシュアップしましょう!」開催
(メールおよびオンラインによる個別指導)【参加者の声】
佐々木 清光(国保金ケ崎診療所)
聴衆の皆さんに伝えやすいスライド作り、研究方法などが学べる絶好の機会になりました。このような制度があると、基礎研究してみたいけど、どうしようかな?という所で、一歩進める感じが致しました。来年度のTCRTでも、またスライド添削をお願いできると幸いです。幸田 昴樹(東北大学病院)
スライド作成の基礎からアドバイスを頂けたので、勉強になりました。また、スライド内容の分かりにくい箇所を的確に指摘して頂いたので、修正の際に大変参考になりました。私のような学会発表に慣れていない者には貴重な経験になりました。ありがとうございました。
- 2022年6月11日 第26回東北支部セミナー Wilhelm camp on Web 開催
- 2021年6月5日 第23回東北支部セミナー Wilhelm camp on Web 開催
- 2021年1月30日 第22回東北支部セミナー Wilhelm camp on Web 開催
- 2019年6月1日 – 2日 第17回東北支部セミナー Wilhelm Camp 開催
- 2019年1月12日- 13日 第15回東北支部セミナー Wilhelm Camp 開催
過去の参加者の主著論文
- 保吉和貴, 佐藤俊光, 岡田明男. (2018). 金属アーチファクト低減処理画像に対する逐次近似応用再構成の影響. 日本放射線技術学会雑誌, 74(8), 797-804.
- 村松駿, 森谷浩史, 塚越伸介, 山田徳和. (2018). 呼吸動態 CT のための独立音声指示装置の考案. 日本放射線技術学会雑誌, 74(2), 154-160.
- 矢部邦宏, 高津安男, 荒木隆博, 齋藤晋太郎. (2019). 磁気共鳴検査の発熱における情報管理方法の提案. 日本放射線技術学会雑誌, 75(11), 1347-1354.
- Chiba T., Suzuki H., Yamaguchi S., Nishino K. (2020). Usefulness of Post-labeling Delay for the Assessment of Bright Vessel Appearance by Arterial Spin Labeling. Journal of Neuroendovascular Therapy, oa-2019.
- 村松駿. (2020). 胸部 CT における被ばく低減機構 (Organ Effective Modulation) の出力線量と画質の評価. JART= 日本診療放射線技師会誌, 67(8), 810-816.
- 村松駿. (2020). 呼吸動態 CT におけるスペクトル解析を用いた呼吸周期の算出法. 日本放射線技術学会雑誌, 76(10), 1017-1024.
- 村松駿, 佐藤和宏. (2020). Deep learning reconstruction を用いた超高精細 CT における肺気腫定量解析: 逐次近似応用再構成法との比較. 日本放射線技術学会雑誌, 76(11), 1163-1172.
- 村松駿, 茅野伸吾, 佐藤和宏. (2020). 超高精細 CT のボウタイフィルタの違いにおける X 線線質の評価. 日本CT技術学会雑誌, 8(3), 1-6.
- 村松駿. (2021). 超高精細 CT におけるユニバーサル逐次近似再構成ソフトウエアの特性: 逐次近似応用再構成法との比較. 日本診療放射線技師会誌, 68(2), 131-138.
- 村松 駿. (2021) 大動脈 3D-CTA における台形クロス注入法の有用性. 日本放射線技術学会雑誌, 77(6), 564-571.
- 高橋 彩未, 佐藤 千文, 佐藤 和宏 他. (2021) Dual-energy CTにおける仮想単色画像のCT値の精度: 解析手法の違いがヨードのCT値におよぼす影響. 日本CT技術学会雑誌, 9(3), 1-5.
- Muramatsu S, Sato K, Yamashiro T, et al. (2022) Quantitative Measurements of Emphysema in Ultra-High Resolution Computed Tomography Using Model-Based Iterative Reconstruction in Comparison to that Using Hybrid Iterative Reconstruction. Phys Eng Sci Med, (Published online: 13 January 2022).
お知らせ
令和6年度東北支部セミナーは、6月27日(木)に「Wilhelm camp班企画 スライド作成支援セミナー」をオンライン配信にて開催予定です。詳細は、東北支部HPにてご確認ください。皆様方のご参加をお待ちしています。
☆相談者募集中☆
Wilhelm camp班では、学会発表および学術論文に関する相談や指導を随時承っております。ご自身の研究内容でお困りのことがあれば、遠慮なく下記問合せ先までご連絡ください。
問合せ:wilhelm.tohoku@gmail.com
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