東北支部 研究助成(下書き)

日本放射線技術学会東北支部では、会員の皆様の研究活動を力強くサポートするため、研究助成制度をご用意しています。

このページでは、申請に関するよくあるご質問への回答と、申請から報告まで「やること」をまとめたチェックリストをご案内します。ぜひご活用ください。


【STEP 1】まずは知ろう! 研究助成Q&A

申請を具体的に進める前に、まずは制度の基本をQ&A形式で確認しましょう。

Q1. 申請するための資格はありますか?
A1. はい、以下の条件を満たす方が対象となります。

  • 個人で申請する場合:東北支部の会員であること。
  • グループで申請する場合:主なメンバーが東北支部の会員であること。
  • 研究内容は放射線技術学に関するものであること。

Q2. 助成金は、いくらまでですか?
A2. 1件につき15万円以内です。研究計画に合わせて必要な金額を申請してください。

Q3. 助成期間はどのくらいですか?
A3. 原則として単年度(1年間)です。ただし、研究の継続が必要な場合は、次年度に再度申請することが可能です。

Q4. 助成を受けたら、何か義務はありますか?
A4. はい、研究成果を次年度までに報告する義務があります。成果をより広く発信するため、日本放射線技術学会雑誌またはRTP誌への論文投稿を推奨しています。
次年度までの掲載が難しい場合は、支部講演会やTCRT等での成果発表、支部雑誌への掲載を中間報告に代えることも可能です。二重投稿などの問題が生じないよう、最終的な報告方法は東北支部学術委員会と相談しながら決めていきますのでご安心ください。

Q5. 助成金は、何に使えますか?
A5. 研究活動に直接必要な費用にご利用いただけます。お金の使い方の詳細は、原則として本学会の「学術研究班事業運用内規」に準じます。
ただし、研究計画の遂行に不可欠と判断される経費については、内規の範囲にとらわれず東北支部学術教育委員会が検討し判断します。使途に迷った場合は、ぜひ申請前にお気軽にご相談ください。

内規で定められている主な使いみちは以下の通りです。

  • 旅費・交通費: 調査や研究会参加のための費用です。
    ※本学会の総会や秋季学術大会、地方会の期間中、その開催地周辺で行う会議の旅費は支給対象外です 。
  • 会議費: 研究の打ち合わせで食事(お弁当など)が出る場合、1人1,000円(税込)まで補助します 。ただし、Web 会議の場合は,会議費の支給は行いません。
  • 物品購入費(消耗品費): 研究に必要な物品(原則10万円(税込)未満)などを購入できます 。
  • アルバイト代(諸謝金): 学生さんにデータ整理をお願いするなど、研究協力者へのお礼を支払うことができます 。金額には上限(当該年度の活動費総額の30%まで)やルールがあります 。
  • その他: 資料の印刷代 、郵送代(切手は不可) 、会場レンタル料 、専門業者への開発依頼費 なども対象です。

Q6. 逆に、使えないものはありますか?
A6. はい、学会の参加費、登録料、年会費には利用できません

詳しくは学術研究班事業運用内規をご覧ください。

 


【STEP 2】やってみよう! 申請から報告までのToDoリスト

☑ フェーズ1:申請準備

[ ] 研究テーマ、目的、計画を具体化する

[ ] 共同研究者と役割分担を決める

[ ] 必要な経費を計算し、予算計画を立てる(上限15万円)

[ ] 「研究助成申請書」をダウンロードする

様式ダウンロードはこちら ・PDF版  ・Excel版  ・記入例

[ ] 申請書に必要事項を記入する

[ ] 事務局に申請書を提出する (締切:前年度の9月末日)

※ 申請期間は研究助成を受けようとする前年度の4月1日から9月30日までです。 
※ フォームからの直接添付はできません。ファイル提出は、アップロードサービスのURLを本文に記載するか、事務局からの返信メールに添付してください。。

 

☑ フェーズ2:審査・採択

[ ] 支部役員会による審査を待つ

[ ] (もしあれば)内容の修正依頼に対応する

※ 修正依頼があった場合、書類が返送されてから30日以内に再提出が必要です
※ 期限を過ぎると新規申請扱いになるためご注意ください

[ ] 事務局から採択結果の通知を受け取る

 

☑ フェーズ3:研究実施

[ ] 研究計画に沿って研究を開始する(助成期間は原則1年間:4月~翌年の3月)

[ ] 領収書などを適切に保管する

[ ]予算の執行を完了させる(期限:当該年度の2月15日)

 

☑ フェーズ4:報告と成果公開

[ ] 【義務】研究成果の報告方法を東北支部学術委員会と相談する(最終報告は次年度まで)

※ 報告方法は、次年度の支部講演会または東北放射線医療技術学術大会等などから決定します
※ 日本放射線技術学会雑誌またはRTP誌への論文投稿を推奨します

[ ] 領収書等を添付した「収支報告書(内訳表)」を作成・提出する(期限:当該年度の1月末まで)

様式ダウンロードはこちら ・PDF版  ・Excel版

[ ] 研究成果をまとめた「研究成果報告書」を作成・提出する(期限:当該年度の3月末まで)

様式ダウンロードはこちら ・PDF版  ・Excel版


ご不明な点があれば、お気軽に事務局までお問い合わせください。皆様の挑戦を心よりお待ちしております。