東北放射線医療技術学術大会演題募集要項
演題登録期間
令和7年4月21日(月)~ 令和7年6月6日(金)23:59 まで
発表形式及び演題区分
発表形式は,一般演題口述(現地発表)のみとし,発表時間7分,討論3分で行います.演題応募の抄録,発表,質疑応答は日本語で行います.また,登録演題領域区分は以下の18区分です.
MRI・CT・一般撮影・血管撮影(IVR)・消化管検査・放射線治療・超音波・骨密度検査・核医学・医療情報,医療安全・放射線管理・教育・人材育成/マネージメント・画像評価・画像処理/解析・機器管理・その他
- 最終的な演題採択と演題領域の決定は,プログラム委員会が行います.
- 選択された領域と異なる区分となる場合があります.
演題応募資格
応募者は日本放射線技術学会,日本診療放射線技師会の会員・非会員は問いません.ただし,第15回東北放射線医療技術学術大会(TCRT2025)に参加登録する必要があります.後に未登録であることが判明した場合には,演題発表の実績を取り消しますので十分にご注意ください.
演題(抄録)登録
抄録はタイトル・所属・演題名・共同研究者を含めて日本語で作成してください.少なくとも【目的】・【方法】・【結果】の見出しと内容を必ず含み,800字以内で研究内容を分かりやすく要約してください.図表は使用できません.
演題登録の際は必ず「注意事項」を確認してから,ご登録をお願いします.
スライド登録について
第15回東北放射線医療技術学術大会では発表スライドを指定期日までの事前登録といたします.会場における当日のスライド登録はできませんのでご留意ください.
発表者には演題採択後にスライド登録方法について詳細をご案内いたします.
(概ね1週間前までの登録とし,修正が必要な場合のみ大会1日目限定設置の専用窓口にて対応します.)
データは,PowerPoint( Windows 版では Microsoft office 2016 以降のバージョン)でスライドサイズは16:9を推奨します.動画は使用可能ですが,OS は Windows 11 および Windows Media Player 9 以上の初期状態に含まれるコーディクで再生できる動画ファイル( WMV形式推奨)とします.
発表の際は,発表者ツールは使用できませんので,ご注意ください.
東北放射線医療技術学術大会における倫理規定並びに生命倫理について
本学術大会で発表されるすべての演題は,あらゆる場合において研究対象者の生命,健康,プライバシーおよび尊厳に配慮されなければなりません.応募時には,倫理審査委員会の承認を得て行う「人を対象とした研究」,あるいは「医療の一環としての報告」」のどちらに該当するか確認してください.それにより求められる倫理的配慮は異なります.
演題申込に際して,倫理承認に関する告知項目があります.告知内容が研究内容と合致していない場合には採択できませんのでご留意ください.
1) 研究に該当する場合
研究を開始する前に日本放射線技術学会の「研究倫理規程ガイダンス」を確認してください.医学研究で求められる倫理的配慮について理解し,必要に応じて倫理審査委員会で事前承認を得てください.演題申し込みに際して,倫理承認に関する告知項目があります.臨床データ(画像データ,検査結果,診断名,個⼈情報を含む)を⽤いた研究のほとんどは倫理審査委員会の承認を要する研究です.また,アンケート調査や観察者実験もその目的や手法によっては倫理審査委員会の承認を要します.
研究倫理規程ガイダンス(Ver.10.2)
https://www.jsrt.or.jp/data/pdf/etc/guideline-rinri.pdf
研究に該当する演題は,医学研究で求められる倫理的配慮についても審査します.倫理審査委員会の承認が必要であるにも関わらず応募の時点で承認を得られていない研究は,申請中であっても不採択とします.また,倫理審査委員会の承認を受けていても,演題審査で倫理的な配慮が不足していると判断する場合は不採択とします.なお,演題審査で倫理審査申請書の確認を要すると判断する場合には提示を求めることがあります.倫理委員会が設置されていない施設の場合においても,第三者機関の承認を得てください.
2) 報告に該当する場合
日常の業務改善や症例報告,人を対象としないファントム実験を通じた業務評価などが該当します.また,研究目的でない医療の一環と見なせる「症例報告」・「実践報告」は所属機関の長の許可を得て演題登録してください.ただし,演題審査で研究に該当すると判断した場合,あるいは医療の一環とみなすことができない「研究を目的とする報告」については「研究」として審査を行います.
利益相反の公開
産学連携による臨床研究の適正な推進を図り,科学性・倫理性を担保に遂行された臨床研究成果の発表における中立性と透明性を確保するため,全ての発表者に 「利益相反(Conflict of Interest;COI)」 の開示を求めます.発表する研究に関連して,企業や公的機関(科研費等)から研究費等の補助や援助を受けている場合(金額は問いません),または発表演題に関係する企業の被雇用者が共同研究者に含まれる場合には,その事実を開示する義務があります.演題申し込みに際して,利益相反の申告項目がありますので,該当する場合には申告するとともに,発表スライド冒頭に「利益相反あり」の表記とその詳細を記載するようお願いします.詳細は,JSRTの研究倫理規程ガイダンス(第2章 細則、第6条 利益相反)をご覧ください.
研究倫理規程ガイダンス(Ver.10.2)
https://www.jsrt.or.jp/data/pdf/etc/guideline-rinri.pdf
利益相反の公開について
発表する研究に関連して,企業等からの補助や援助を受けている場合(年間10万円相当以上),または,応募演題に関係する企業の被雇用者が共同研究者に含まれる場合は,その事実を開示する義務があります.
本件は2008年3月に厚生労働省が示した指針(厚生労働科学研究における利益相反(Conflict of Interest:COI)の管理に関する指針)に従い,本学会においても研究の公正性,信頼性を確保するために利害関係が想定される企業等との関わり(利益相反)について適正に対応することを念頭においています.利益相反の公開方法は,発表スライドの2枚目(1枚目はタイトル,施設名等)にスライドを挿入することとします.
公開用スライド例は以下よりダウンロードしてください.
演題審査
以下の場合は応募演題が不採択となりますのでご注意ください.
- 研究倫理規程に反する場合
- 予稿原稿本文に【目的】【方法】【結果】の見出しと内容が含まれていない場合
- 抄録の内容をプログラム審査委員が解読できない場合
- 新規性が極めて低い場合
- 多重発表※とみなされる場合で,かつ多重発表であることの申告がない場合,もしくは申告があっても有益な情報が含まれていないとプログラム審査委員会が判断する場合
※ JSRTの研究倫理規程では,「本学会が発行する印刷物および電子出版物について,既発表の論文,または他の学術雑誌に投稿中の論文と本質的に同じ論文を投稿する行為」を多重投稿と定義し,禁止されています.投稿された論文と同一の著者または少なくとも1名の著者が同じで,内容が同一または極めて類似した内容の論文が既に発表されている場合には,本質的に同じ論文と見なします.そして,多重投稿同様に,既発表の論文または他学術大会での既発表を,TCRT2025へ演題応募する場合も多重発表と見なします.ただし,特例として発表に限り,多重発表と見なされる場合であっても有益な情報が含まれている等,審査において認められる場合は,その事実を演題応募時および発表時に申告した場合においては,許容される多重発表として取り扱います.
注意事項
- タイトルには会社名や商品名,商標名を使用することはできません.
- 一般的でない略語は避けるようにし,用いる場合でも正式名称もしくは日本語名を併記してください.「論文(和文誌)タイトルに用いてもよい略語」(日本放射線技術学会)https://www.jsrt.or.jp/jsrt-term/?keyword=【公認】にしてください.
- 第一報,第二報,その1,その2などの表現は認めていません.内容に応じたタイトルまたはサブタイトルを付けてください.
- 不適切な用語であるとプログラム審査委員会が判断した場合は,予告なしに改変する場合がありますのでご了承ください.
- 例年,倫理審査委員会を通さない演題が見受けられます.臨床研究は,倫理審査委員会の承認を得てからの研究開始となります.プログラム審査委員会の方針も,JSRT,JART本部の方針に従うため,内容によっては不採択が十分あり得ます.ご注意ください.
東北放射線医療技術学術大会プログラム委員会 令和7年4月18日
演題登録
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