13回東北放射線医療技術学術大会

大会長 佐藤 晴美

(山形県立中央病院 放射線部)

13回東北放射線医療技術学術大会のホームページをご覧いただきまして、ありがとうございます。本大会は、公益社団法人日本診療放射線技師会東北地域と公益社団法人日本放射線技術学会東北支部との共催により開催されます。放射線医療技術の発展と教育に関する東北地域の学術大会であり、今回で13回目を迎えます。東北放射線技術学術大会はTCRTTohoku Congress for Radiological Technology)を通称として秋田、青森、岩手、宮城、福島、新潟、山形と7県をまわり開催されている東北地域では、最大の学術大会のイベントです。地方大会ではありますが、放射線技術・診療の最大でかつ、先進的な学術大会となるよう毎年、実行委員会により多彩な企画を提供しております。また、プログラム審査委員会より一般演題について倫理審査と演題の内容を審査し、サポートを行ない、本大会より全国大会に繋げていくことができるよう丁寧に対応しております。

さて、今年度は、山形市の「山形テルサ」を会場として、113日~4日にハイブリッド形式(Live配信)で開催いたします。これまでの3年間は、新型感染症COVID-19の感染対策として対面型の学会開催が控えられてきました。この58日にCOVID-19は感染症5類に認定されましたので、今回の学術大会は、感染症蔓延前のような会員の活発な学術発表と、交流が行われるように情報交換会も復活し、ハイブリッド形式も維持して一人でも多くの会員の皆様にご参加いただけるよう実行委員会一同で企画を進めております。

今大会のテーマは「我逢人(がほうじん)~ 道はつながる その先へ ~」としました。

このコロナ禍で人に会うこともはばかられてきた3年間に対し、動き始めることができた今大会で「まず顔を合わせよう、語らい議論を尽くし、交流を深めることから始めよう」としたいと考えております。そしてこれまでに継いできた、技術や知識を高めて質の高い放射線医療を提供する姿勢を、来年、再来年、未来へと続くようにとの願いも込めております。

そのことを充実させるために、重要なのは会員皆様の一般演題となります。日常業務の中、研究を進め、また業務の改善を進めた成果を、この学会で発表していただきたいと思っております。

さらなる放射線医療技術向上のために、集い、未来へつながるよう共に歩みましょう。

 

多くの皆様の参加を実行委員一同でお待ちしております。